log37：紆余曲折
人にはいくつものターニングポイント（転機）がある。
僕自身もいくつものターニングポイントがあったから今がある。
自己分析がてら振り返ってみよう。
生まれた家は2Kのアパート。
ふすまがあって仕切れるけど、4畳半と6畳で25平米。
兄弟が生まれてからはそこに4人で住んでた。
10歳までそこに住んでいて
2LDKの区営住宅に移り住んだ。
小学校4年生のころ。
その翌年
両親が離婚した。
いつのころからか母親も働きに出ていて
学校が終わると祖父母の家に行くことが多くなった。
新しい家に引っ越してからは
両親のケンカも増え
気づいたら母親は祖父母の家に帰るようになり
そのまま離婚。
学校の都合で
父親と暮らすようになった。
父親の帰宅は遅く
22時に帰ってくると早いほうだった。
母親が帰ってこなくなってからは
夕食は冷蔵庫にある冷凍食品を食べる生活。
親とも顔を合わせないし
学校から帰ってきてひたすらアニメを見る生活。
地上波のアニメは全部見てたんじゃないかというぐらい見てた。
中学に上がり
授業についていけなくなり不登校になった。
不登校というか
学校に行って保健室に直行して
学校が終わる時間までだべって過ごす。
学校が終わるとまっすぐ家に帰ってアニメを見る。
そんな生活をしてた。
授業に出てないから当然テストの点なんて最悪。
学年250人中、249位を取ったことがある。
まだ下に一人いると謎の安心感を得た。
後から知ったが
1名風邪で欠席だったそう。
事実上のビリ。
一貫教育に通っていたため
高校はエスカレーターで上がれた。
多くの職員は
大学には行けないだろうと思っていたそう。
高校では部活に入った。
マイナーな文化部だったけど
そこでつるんだ友人たちとは
今でも付き合いがある。
一生モノの宝だと心から思う。
ただ
思いを寄せていた子がいたけど
見事に振られた。
そこから何かがおかしくなった。
自分がコントロールできなくなった。
思春期的な拗らせだと
ついこの間まで思ってたけど多分違う。
振られたときに
諦めなければいけないと思った。
でも諦められなかった。
自分をコントロールできないことが許せなくて
結果リスカしてた。
「自らをコントロールできない自分」を消したかった。
自分に価値がないと思えて
めちゃくちゃ責めた。
ご飯は食べられなくなって
手首も傷も増えて
学校にも行けなくなった。
世界が灰色に見えて
暗いトンネルの中にいたが
そんな姿を見かねていた意中の子が振り向いてくれた。
同情とかいらないし
かわいそうで振り向かれてもうれしくない
と拗らせていたが結局付き合うことになった。
死ぬ死ぬ詐欺を地で行った結果である。
付き合って3か月後ぐらいに自宅で童貞を捨てた。
4回やった。
これが若さだと今なら思う。
そこからは気分も持ち直し何とか高校生活を終える。
学校に行かない時期もあり
大学は希望の学部には入れなかった。
経済学部という
あんぽんたんと秀才の2パターンしかいない学部に入った。
もちろん僕はあんぽんたんである。
希望の学部に転学しようと2回試験を受けたが惨敗。
奨学金を借りていたこともあり
4年間で何としても卒業しなければならず
経済学部のまま卒業した。
奨学金はフルで借りており
借金500万円以上を背負って社会人デビューした。
SEになりたくて入ったIT会社だったが
よくある派遣型の会社で
派遣された先はモノづくりのライン工。
プログラミングを1行もすることなく
5年がたった。
新卒で入ってから2回昇給があり年収は爆増。
これが社会人かーと喜んでいたが
年収は300万にも届かなかった。
そこから転職を繰り返した。
アラフォーの今、5社目の企業に所属している。
いい加減人生を変えたいと思いながら
怪しい情報商材を買う日々。
ここ1年で情報商材だけで15万円。
セミナーには15万円。
個別コンサルには200万円支払った。
どれも成果は一つもない。
悔しい。
ここから絶対逆転してやるという思いだけは
ずっと持ち続けている。
同じように
人生を変えたいという仲間が欲しい
自分が変わる姿を見せる。
それを見て頑張りたいと思える人を
集めていきたい。
一人ではどうしても心が折れてしまう。
ケツたたいてくれる先輩
触発し合える仲間
お互いをたたえ合える風土
そんなコミュニティを作りたい。
また一つやりたいことができた。
がんばろう。
では、また。
