悩めるサラリーマンのネタ帳

ビジネスやモテを通して成り上がるサラリーマンが日々思ったことをメモしていくブログ。

log28:人生は密度

プロの演奏者になるにはどれくらい練習すればいいでしょう。

 

1万時間の法則というものがあり

 

「ある分野のエキスパートになるには練習、勉強、努力が1万時間必要」

 

というマルコム・グラッドウェル氏が広めた説があります。

 

では、その1万時間という時間をプロの演奏者は

 

どのようにこなしたのでしょう。

 

個人的な知り合いにプロ奏者がいますが

 

彼は3歳から楽器を始めたそうです。

 

一日に3時間~4時間練習を重ねたとのことで、

 

毎日3時間練習するなら一年あたり1095時間

 

10年間で10950時間です。

 

中学制に上がるころには1万時間に届いていますね。

 

その彼も中学生になる頃には楽器で生きていくと思っていたそうで

 

プロの世界で通用する練習量をもってその道を切り開いた身近な好例です。

 

1万時間という時間を社会人が確保するのは非常に困難です。

 

1日3時間でも10年ですし、休日に頑張って月100時間確保しても年間1200時間。

 

8年4か月かかります。

 

1万時間の法則には反論なども多くあるそうですが

 

個人的にはあり得ると思っています。

 

そして、どちらかというと時間が大事というよりは

 

1万時間もの時間を費して得られるものは一般人には届かない何か

 

というやや漠然とした捉え方です。

 

この1万時間には密度も関係してるのではないかとも考えています。

 

自分の生活を振り返っても

 

だらだらと過ごした1時間と

 

集中して過ごした30分では

 

インプットや成果物の量も質も変わってきます。

 

短時間で集中して取り組んだほうが良い結果になることが多いです。

 

ですので1万時間だらだら練習を重ねるのか、

 

あるいは質のいい練習を8000時間するのであれば

 

8000時間のほうでも結果は出るのではないかと考えています。

 

もちろん1万時間一つのことに取り組む継続性や積み上げた技術などは

 

誰にまねできるものではありません。

 

しかし同じだけの経験を

 

密度を高めることで同じ結果が出せるのではないかと考えています。

 

これは芸術の分野に限らず

 

仕事でも趣味でも一緒だと思ってます。

 

圧縮された時間を集中して過ごすことで

 

一般的に何日・何週間・何か月もかけて習得、身に着けられるものを

 

短期間で身に着けることが可能ではないか、と。

 

ひとつのことに集中して

 

密度を高めて取り組む

 

短期集中型の一点突破です。

 

だらだらとやって成果出ないより

 

短期集中で取り組んで結果を出すほうが

 

いいに決まってます。

 

時間は限られているので

 

やりたいことがたくさんあるならば

 

なおのこと全部中途半端にやらないで

 

ひとつのことを一点突破で結果を出す。

 

これが社会人になっても

 

時間がなくても

 

お金がなくても

 

結果を出せる唯一の方法ではないかと思います。

 

短期集中の一点突破です。

 

あと、そこまでエネルギーを注ぐほどではないが

 

継続的に取り組んでいきたいものに関しては

 

早期の習慣化が重要です。

 

例えば筋トレをするのに

 

自分に気合を入れて

 

めちゃくちゃ準備して

 

一大イベントのようにしていたら

 

筋トレをすることにエネルギーを使いすぎて

 

ほかのことに割くエネルギーを失います。

 

朝起きたら歯を磨くように

 

時間になったらご飯を食べるように

 

習慣化して取り組むハードルを下げましょう。

 

おすすめは朝のルーティンを作ることです。

 

起きたら〇〇をする

 

〇〇を終えたら●●をする。

 

というようなルーティン化ができると

 

必然的に継続するハードルは下がります。

 

資格の勉強や副業などで一気に取り組まなければいけない物にこそ

 

短期集中の一点突破というエネルギーの使い方をしましょう。

 

ちょうど僕も今新しいことを始めたくて

 

そこに短期集中の一点突破エネルギーを注ごうかと思っています。

 

自分が好きなもの、得意なもの、やりたいこと

 

そこらへんにつながっていると非常に取り組みやすいと思います。

 

人生は密度です。

 

短くても充実した人生。

 

長くても何も残らない人生。

 

人生はいろいろありますが

 

悔いのないように全部やり切っていきましょう。

 

では、また。