log16:自己分析シリーズ
自分のことが良くわからなくなることありますね
自分のことなのに自分のことが良くわからない
自分とはどういう人間なのか、自分とは何か
哲学や心理学でも扱われる一大テーマです
就職活動の際には必ず行う自己分析
仕事のためだけではなく、自分の人生を見つめる意味でも
己を知るというのは非常に大事な取り組みと思います
自己分析は一回やってみて終わることはなくて、
何度も何度も自分を深堀していくと、また新たな一面が見えてくるなど
非常に奥深く、時間がかかる作業だと思います
なので、シリーズと銘打ち自己分析をしていくことにしました
「自分は何者なのか」
何度も自己分析をして自分の人生設計の指標にしていきます
自己分析にあたりいくつかの自己分析ツールを紹介します
1.自分史
自分のライフステージや年代ごとに出来事や感じたことを書きだしていくことで、
客観的に自分のことを人に伝える手助けになります
以下の項目を埋めていくとよいでしょう
・出来事
・取り組んだこと
・感じたこと
・身に着けたこと
2.マインドマップ
自分の思考を掘り下げながら線でつなぐことで深堀を促すことができる表現方法
関連する言葉やイメージをつなげていくので、文章化しづらい思いを表すことができます
ひとつのキーワードを軸に、構成要素を書きだしていきツリー状に表現していきます
例えば、キーワードに自分と置いた場合
自分 → がんばったこと → バイト → コンビニ
→ 苦手なこと
→ やりたいこと
→ やりたくないこと
3.ジョハリの窓
ジョハリの窓は、自分が知っていること、知らないこと/他者から見て知っていること、知らないことを二軸で自己分析をする方法です
これは他者からも意見をもらう必要があるので、一人では完結できませんが、
客観的な意見をもらうことで自分が気づいていなかった自分を知ることができます
4つの象限に分かれるので、
・自分も他人も知っていること
・自分は知ってて、他人は知らないこと
・自分も他人も知らないこと
・自分は知らなくて、他人が知っていること
志向性や、性格、好きなもの、嫌いなこと、やりたいこと、心が動くこと
など多くの事柄を書いて、分類してきます
客観的な自分を知ることができるツールです
4.ライフウェイクチャート
横に時間軸、縦に気分の浮き沈みを軸とします
例えば小学校からスタートして、どんな出来事のときに気分が上がったのか、
気分が下がったときに何が起きていたのかというのを描いていくことで
自分のこれまでの人生を振り返りながら、自分の志向性や苦手なもの
どういう道のりで進んできたのかを客観視することができます
これも一度作っておくと振り返ったときに面白いかもしれません
5.なぜ5
これは、自己分析用のツールではないですが、一つの事柄に対して
なぜかを5回問いかけることで真因を導き出す手法として
モノづくり業界の中でメジャーな分析手法です
例えば
自分は料理が好きだ
(なぜか①)
おいしい料理を食べたいから
(なぜか②)
おいしい料理を食べると幸せになるから
(なぜか③)
家族で食べたおいしいごはんを食べた記憶がよみがえるから
(なぜか④)
今は一人で食べることが多いから
(なぜか⑤)
一人暮らしをしているから
5回なぜかを問うた結果、料理が趣味というところから、家族でご飯を食べることに
喜びを見出していたことが見えてきました
そして、現状では一人暮らしなので、趣味の料理は人とご飯を食べる手段だったのではないか、
という背景が浮かんできます。
料理を作ることそのものが趣味なのではなく、自分が作った料理を一緒に誰かと食べたい
というところが見えてきた、という感じです。
自己分析ツールを紹介するだけで、ぼちぼちの分量になりました
この記事はここまでとして、次回以降に実際に自己分析を行っていきます